日本スポーツ体育健康科学学術連合 2022年度シンポジウム
子どもの健全な発達と体育・スポーツの役割
~ポスト・コロナの社会でどのような健全さをめざすのか~
開催趣旨:
少子化や子どもの体力二極化が進む中、コロナ禍が体育・スポーツの実践に与えた影響等、子どもたちを取り巻く体育・スポーツの環境は大きく変化している。そのような変化の中、2023年度から中学校における運動部活動の地域移行が段階的に進められようとしている。日本の体育・スポーツの発展史上、大きな転換点ともいえるこの動向は、現在の社会における子どもの健全な発達とは何かについて再考を迫るものである。本シンポジウムでは、本学術連合加盟学会が分野の違いを越えてこの課題に取り組むことにより、個人そして社会の未来の形成に向けてビジョンを共有し、体育・スポーツが果たすべき役割を考える手がかりとする。
主 催:
日本スポーツ体育健康科学学術連合(JAASPEHS)
東京体育学会
日本アダプテッド体育・スポーツ学会
日本ゴルフ学会
日本女子体育連盟
日本スポーツ教育学会
日本スポーツ社会学会
日本体育科教育学会
日本体育・スポーツ経営学会
日本体育・スポーツ・健康学会
日本体育・スポーツ哲学会
日本体育測定評価学会
日 時:
2023年3月31日(金)18:30 ~(最長2時間)
形 式:
オンライン zoomウェビナー
参加費:
無 料
定 員:
500名
問合先:
高橋 浩二(長崎大学)
E-mail: takahashi-at-nagasaki-u.ac.jp(-at-を@に代えてメールをお送りください)
プログラム:
開会挨拶:阿江 通良(JAASPEHS代表、日本体育大学)
キーノート・レクチャー(20〜30分)
「ポスト・コロナの社会における子どもの体力 ・ 健康の現状(仮)」
野井 真吾(日本体育大学)
シンポジウム
「多様な子どもの実態から考える『健全さ』と体育・スポーツが果たす役割」
コーディネーター:高橋 浩二(長崎大学)
登壇者1:クレア・ブルシエ(パリ・ナンテール大学、Mooven社開発担当責任者)
長期疾患を抱える子どものためのプログラムと国際的な動向から考える「健全」
登壇者2: 内田 匡輔(東海大学)
日本の特別支援教育及びアダプテッド・スポーツの行方から考える「健全」
登壇者3:影山 雅永(日本サッカー協会 ユース育成ディレクター)
ジュニア世代のサッカーから考える「健全」
主催者まとめのコメント:細川 江利子(埼玉大学)
閉会挨拶:來田 享子(JAASPEHS副代表、中京大学)